「かぐや」月地層観測に成功と発表

【10年前のきょう・2008年1月10日】宇宙航空研究開発機構は十日、福井工大宇宙通信工学科の大家寛教授が携わる月周回衛星「かぐや」の電波を使った探査で、月面の地下にある地層の観測に成功したと発表した。誕生時には熱く軟らかかった月が、現在のように冷えた天体になるまでの進化の解明に役立つ成果という。