落語の「へっつい幽霊」は幽霊と…

... 【越山若水】落語の「へっつい幽霊」は幽霊と人間がばくちをする筋書きである。内容は省くが、最後に負けが込んだ幽霊がひと言。「あっしも幽霊。決して足は出しません」▽落語を締める語り口を「サゲ」や「オチ」と呼ぶ。どちらも同じと思いきや、落語ファンの広瀬和生さんは実は違うという(「現代落語の基礎知識」集英社)▽ ...